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職員研修行いました:「子どもの育ちを支える遊びの環境とは」

職員研修レポート
テーマ:子どもの育ちを支える遊びの環境とは
実施日:2025年9月29日(月)
場所:アイ保育園
講師:仲本美央先生(白学園大学 教授)

アイ保育園では、子どもたちが毎日をのびのびと過ごし、健やかに育っていけるよう、職員の学びの時間を大切にしています。今回は、白学園大学の仲本美央先生をお招きし、「子どもの育ちを支える遊びの環境とは」というテーマで研修を行いました。

[研修の様子]
仲本先生は、絵本を通じた遊びの世界を研究されている先生です。研修では、保育者が「教える人」ではなく「一緒に考える人」として子どもに寄り添うことの大切さを教えてくださいました。

子どもが遊びに夢中になっているとき、そばで見守り、共感しながら関わることで、安心して自分を表現できるようになる――そんな関わり方について、実際の保育の映像を交えながら学びました。

[研修を通して得た気づき]
子どもにとって嬉しい保育者って?
子どもは「自分の好きなことや苦手なことをわかってくれる」「一緒に楽しんでくれる」「失敗しても受け止めてくれる」そんな存在を求めていることを改めて感じました。

遊びに夢中なときの保育者の役割
子どもが集中して遊んでいるとき、そばで見守りながら「一緒に考える」「共感する」ことで、安心感と深い学びにつながります。

年齢ごとの遊びの様子から学ぶ
0歳児のマジックテープ遊び、1歳児の人形遊び、4歳児の創作遊びなど、年齢に応じた遊びの様子を振り返りながら、保育者の声かけや環境づくりが子どもの意欲や表現力にどう影響するかを学びました。

ごっこ遊びの広がりを支える環境
子どもたちが物語を作りながら遊ぶ姿を支えるために、保育者が“相談役”として関わることの大切さを知りました。

肯定的な関わりが育てる力
保育者の温かいまなざしや声かけが、子どもたちの「やってみよう」「最後までやりたい」という気持ちを育てます。

プレイフルラーニングの考え方
「子どもが主体となって、大人がそっと支える」そんな保育が、子どもたちの学びにつながるという視点を改めて確認しました。

[職員の感想]
「子どもの“今”を見つめる視点が深まりました」
「日々の保育の中で、子どもの思いや意欲に丁寧に向き合うことの大切さを実感しました」
「遊びの中にある学びを、もっと意識して環境を整えていきたいと思いま
これからも、子どもたちの育ちを支える保育を目指して、職員一同学びを深めてまいります。

最終更新日:2025-10-16