日々の活動や遊びを見ていると、本当にこの言葉を感じることが多いです。
A君はブロックを回すのが好きです。
職員と関わる時間を作り、遊びの幅を広げる為、ブロックをゲットするのに、何かしらの課題(遊び)を提供することにしました。まずA君が、職員にブロックを欲しいことを伝えることからスタートします。職員はその日のA君の様子を見つつ、遊びを選びます。今日は昨日より難しい物を…とか、調子があまり良くなさそうだから、慣れているものを…といった具合です。
同じものを何日か続けていくと、最初は5分かかっていたものが、みるみる早くなって1分を切るようになったり、パズル等であればピースが増えてもできるようになったりと、こちらもとても嬉しくなります。
最初は、なかなかできずに怒ることもありましたが、繰り返しやっていく中で、以前より忍耐力も付いてきたと思います。
B君はパズルが大好きです。おやつが終わると、「パズル。」と言ってくることが多いです。提供し始めた頃は10ピースくらいのものでしたが、どんどんピースが多いものに取り組んでいきました。今では100ピース以上の物もできるようになっています。
何人かの友だちの名前を笑顔で呼んでくれるCちゃん、先日気付くと名前のレパートリーが増えていました。友だちが会話をしているとCちゃんの言葉数も増えます。
形や歩みの差はもちろんありますが、みんな日々の中で積み重ねをしています。
その積み重ねを手伝い、共に喜び、保護者さんとも共有しながら、支援をしていきたいと日々感じています。