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友だちの中で育ち合う

先日、サーキットの活動がありました。
私たち職員は、子どもたちが一人ひとり楽しめるよう内容を工夫していますが、その子が得意とする活動もあれば、苦手とする活動もあります。その日の気分で参加したくないと思う事もあるようです。そのような状況も予想した上で、(ここをちょっとだけ頑張れるといいな!)と願いを込めて設定し、職員が少しだけ手を差し伸べたり、手伝ったりしています。

その日は「足を上げて歩く・またぐ」という活動のねらいで、室内にはカラーコーンやバーなどがあり、私は、倒れたカラーコーンやバーを直しながら、子どもたちが安全にまたげるかを見守っていました。

この時も感じたのですが、最近子どもたちと過ごしていてとても嬉しいことがあります。それは、友だちに声を掛けてくれたり、手を差し伸べてくれたりする姿があちこちで見られることです。

職員より友だちに声を掛けられたほうがずっと素直で(笑)、挑戦しよう!と思って頑張れたり、1人では大変な片付けも、友だちの「手伝ってあげるよ!」という声に頑張れたりと、お互いが仲間を大切にして、友だちの中で育ちあう姿があちこちで見られるようになってきています。大人より友だちに励まされるほうがずっと嬉しいですし、友だちに認められると嬉しい気持ちにもなれる、そういう経験を積み重ねる事で身体も心も大きく成長していくのだと思います。また、日頃の私たちの励ましや接し方を、子どもたちが真似てくれているのかな??もしそうだとすれば、嬉しい限りですね。

「子どもたち、大きくなったよね!嬉しいね!」子どもたちの成長に喜びを感じて職員の会話が弾んでいる、今日この頃です。

友だちの中で育ち合う
友だちの中で育ち合う
投稿スタッフ名(鈴木)

最終更新日:2017-03-13