年明けから寒さが一段と増してきました。
そんな中でも、フレンズの子どもたちは元気いっぱいです。
学校から帰って来るときや、散歩に出る時など、自分の上着を脱ぎ着する機会があり、今までは荷物と一緒にロッカーへ入れていましたが、職員の中から「子どもたちに上着をハンガーにかけることを教えてみよう!」という意見が出て、試しにやってみることにしました。
まずは高学年の子どもにハンガーを渡しながら、「上着をかけてみようか。」と声を掛けると、ハンガーの角を上着の袖に入れたのです。そこからは少し困っていたので、ハンガーの持ち替え方と反対側の上着のかけ方を教えると、上手にできました。
そして、どの子にもにハンガーを渡すと、みんな上着を持ってかけようとしていて、日々の生活の中でハンガーと上着がちゃんと結びついていたのだと、子どもたちの生活力に驚かされました。
どの子も繰り返し丁寧にやり方を教えていくと、着実に身に付けていきます。やり方が分かり、ひとりでかけられるようになった子も出てきました。
しばらくは寒さが続き、毎日上着を着てくるので、上着をハンガーにかけるチャンスも毎日あります。周りの大人が生活の中のチャンスに気付き、大切にしていきながら、子どもたちの育ちを支えていきたいと思いました。