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キットパスアート

先日、子どもたちと一緒に、「キットパスアート」を行いました。「キットパス」というのは、知的障がい者を多数雇用されている会社で有名な「日本理化学工業」の工場で作られている製品のひとつで、描画材料です。私は、取締役である大山会長の講演会に参加した際に、会社のことや「キットパス」のことを知り、ぜひ、フレンズの子どもたちにも使わせてあげたいと思いました。一番の魅力は、窓ガラスにも描け、使用後は水拭きで消せること。ちょうど良い事に、フレンズの玄関は大きな窓ガラスになっているので、子どもたちと一緒デザインをして、明るい雰囲気でみなさんをお出迎えできたらいいなと思いました。

絵を描くことが難しい子どもたちに、まずは色ぬりから始めてみよう♪と思い、職員で下絵を描きました。子どもたちが好きな色を選んでぬれる風船がいいなぁと思い、上段にはたくさんの風船や雲、鳥などを描いて空のイメージ。
下段にはフレンズのプランターにも咲いた秋の花、コスモスを描きました。
そして、子どもたちを迎えてくれる部屋の入口には「ようこそ」の文字入り風船を描き、帰りを楽しみに待ちました。(絵心ないから…と描くのが苦手な職員も、気付いたら1番夢中になっていました・笑)

来園するなり、子どもたちは目を真ん丸にしながら不思議そうに見たり、指で触ってみたり…興味いっぱい!!私たちの想像をはるかに超えて、すきな色と好きな風船を選んで楽しそうにぬる子や、とにかくたくさんぬりたい子、ひとつの風船を丁寧にじっくりぬる子、ぬった風船を指で触って確かめる子、ドアの反対側から見える風船を触る子…みんなじっくりと楽しんでいました。
子どもたちの作品を見に、是非いらしてください♪

私自身、色々な方とのつながりから「キットパス」に出合えました。
そしてその「キットパス」を通して、さらに色々な方とつながり、広がろうとしています。
人とのつながり、物とのつながりは、これからも大切にしていきたいと思います。

キットパスアート
キットパスアート
キットパスアート
キットパスアート
投稿スタッフ名(鈴木)

最終更新日:2016-10-15