愛誠会では職員を「人財」と捉え、職員が働きやすく、法人及び個々が目指す支援者像に少しでも近づけるように、職員1人ひとりの向上心だけに頼るのではなく、法人がスキルアップの一助を担えるように様々な取り組みを行っています。
内定者研修(全体)
愛誠会に入職する新卒職員に対し入社前に集合研修を行い、同期となる職員と親睦を図り、福祉分野の専門知識を高める研修や社会人としてのマナーを学ぶ研修などを開催し、愛誠会職員としての心構えを身に付けてもらいます。
地区別意見交換会(全体)
愛誠会は「静岡」「静岡藤枝」「静岡伊豆」「千葉幕張」「千葉船橋」「埼玉三郷」の地域に施設が点在しています。それぞれで働く職員同士の交流を図る目的で、年に3回程度各地区の代表者が集まり、意見交換会を開催しています。
ちなみに27年度は、どの福祉分野にも共通する「虐待防止に関する取り組み」について意見交換を行いました。
目標管理制度
愛誠会の正規職員全員が半期に一度目標を設定しその目標に向かって仕事を行います。個人で設定する目標と法人目標、施設目標の3つに分かれ、半年後に自己評価と施設責任者との面談による上司評価を行います。それにより自分の仕事における立ち位置や上司から見て自分に求められていることを確認できます。
エルダー制度(静岡・藤枝地区)・・・OJT
静岡、藤枝地区では新人職員に対してエルダー制度と言う取り組みを行っております。エルダー制度とは、他にチューター制度などとも呼ばれていますが、新人職員に先輩職員が付いて1年間業務に関するアドバイスを行ない、悩みを共有し一緒に解決策を探していく取り組みです。
また、目標チェック表や振り返りシートなどを使い、新入職の職員が安心して働ける環境づくりを行っています。
静岡・藤枝地区
新卒、2年目、中堅などの階層別研修に加え、各施設での内部研修を実施しています。外部講師を招いて講義形式で行うものから、個人ワーク、グループワークでの研修や職員が発表形式で行う研修などもあります。人前で話す経験を通し、自分の考えを相手に伝える力を養います。
千葉地区
千葉地区では、各職員が「学びたい・伝えたい」テーマを選び、各自学習し発表するというスタイルの施設内研修を毎月1回行っています。職員の学習意欲の向上を図ることももちろんですが、他者に分かりやすく説明する「話術」や「文章作成力」を向上させていくことも目的のひとつです。
また、平成27年度からは千葉・船橋地区合同の研修会も開催するようになりました。4事業所の参加者が、お互いの仕事を理解し悩みを共有したり、違う視点で物事を捉えアドバイスし合える場にしたいと考えています。
船橋地区
園内研修では月1回のペースで管理職者や保育士等が講師となり、これまでの経験から得た保育内容や外部研修で学んだこと、興味関心から勉強してきたことを発表形式で行う研修が中心となっています。
1回の園内研修時間は1時間の中で行っているのですが、講師役は分かりやすく話すための工夫や資料作りなど、さらに学びを振り返ることにも繋がっているようです。
また、ワーク幕張・啓生寮、幕張キッズとの連携を図り、共通のテーマ(これまでに経験3年未満職員が集まり、日々の業務の悩みや自分自身成長できたことを語り合いました)を見つけ、研修を行うことをしています。
伊豆地区
研修委員会を設置し年間予定を作成、月目標を定め、必要に応じ外部講師を招き、職員の知識、技術向上にむけて研修を行う予定です。28年度よりオンデマンド研修を開始いたします。
三郷地区
毎月、(介護職員に)行っている研修に加えて、外部から専門家を招き行う研修を地域のケアマネ、病院相談員も対象に行う予定です。入職時に行う研修も内容をリニューアルし、統一していくつもりです。